
休みモードで朝寝坊、とうぜん就寝時間も遅くなり、そして翌朝も寝坊…。
こんな悪循環が睡眠の質を悪くします。すっきりした目覚めが得られない、
寝不足気味、夜眠れない、そんな状態に陥ります。
夕食を食べる時刻が遅くなったり、夜更かしして夜食を摂ることで起床時に食欲がなくなり欠食につながるケースがあります。
また、暑いからと言って、甘いものや冷たいもので空腹を満たすことも欠食気味になります。
そうして食事回数が少なくなるほど体脂肪の蓄積が増加して肥満の原因になります。
夏バテで食欲が減退すると食事量そのもの減ったり、
簡単にすませてしまいがちです。
「よく噛む」食事をしないことは便秘につながります。
暑さに耐えるとき、体の熱を下げるために発汗します。
そのため体内の水分は不足しますから、水分をうまく補給しないと
今度は脳の血流が悪くなります。また、食欲減退気味だと栄養不足の状態を引き起こしたり、
睡眠不足など、脳の働きが悪い状態になり、ボーっとして集中できなくなります。

早起きといっても、すぐに実行するには難しいものです。まずは30分起床時間を早めてみましょう。
その30分を自分の好きなことをする時間にすれば起きることが楽しみに変わるはずです。
そうやって少しずつ時間を早め、早起きを習慣づけていきましょう。
とくに夏場は朝の涼しい時間帯に家事や用事をすませたり、
ビジネスマンやOLの場合は出勤時間を早めて
仕事をこなしてしまうなど「午前中にすます」習慣は
効率も良く、おすすめです。
早起きで午前中の活動が増え、そこに適度な運動も
プラスすれば、自然に就寝時間も早まるもの。
疲労感から睡眠の質も高まって翌朝もすっきりと
目覚められるでしょう。
朝食は身体が活動するための準備を整えます。エネルギー源や栄養素の補給を行い、
午前中にしっかり活動できる状態を作るのです。パンやご飯、麺などの炭水化物は
糖質として脳に栄養を与えます。納豆や焼き魚などのたんぱく質は体温を上昇させてくれます。

そして、朝食は便秘の予防にもなります。
胃の中に食べ物が入ってくるとその信号を受けて
大腸が働き排便のリズムが作られます。
眠っている間の口の中は、唾液の減少により細菌が増えているので
しっかりと洗浄します。
また、ブラッシングすることで歯や歯肉に刺激を与えます。
口の中にはたくさんの血管があり、
マッサージ効果で血流がよくなり、代謝もアップします。

