HOME >連載コラム第57回 気になる口臭を撃退

どうしてる?歯周ポケットのケア
歯と歯茎のスキマの「歯周ポケット」、ちゃんとケアしていますか?
歯の表面をゴシゴシ磨いているだけでは、歯ブラシが歯周ポケットには届いていません。歯周ポケットに入り込んで溜まった歯垢を放置していると、怖~い歯周病の原因にも!
赤くてはれている(またはぶよぶよしている)口臭が気になってきた?
歯周病の原因菌にとって歯周ポケットの内側は、温度、湿度が整って、エサが豊富なかっこうの隠れ場。そこに巣をつくり、どんどん繁殖していきます。歯垢1mgのなかには、なんと2億もの菌がいると言われます。歯周病菌は食事の後、口の中に残った食べ物のかすをエサにして分解していくのですが、同時に毒素をだします。その毒素が歯茎の粘膜から侵入して組織に炎症を起こしたり、骨を破壊していきます。これが歯周病。放っておくと歯を失うこともある怖い病気なのです。
歯ぐきがよく腫れる
歯茎が腫れるということは、歯周ポケットの中のばい菌が悪さをしているということ。特に、体調をくずした時などは炎症も起こしやすく、膿みがたまり歯ぐきが腫れることがあります。歯茎の色がピンクではなく赤い、腫れて痛い、歯ブラシの時に血が出る、いつもと違う匂い(食べ物とは明らかに違う異臭)がする、そんなサインを感じたら、見過ごさず、まずは歯ブラシの使い方を見直してみましょう。
毛先の細い歯ブラシで、力を入れず、細かい動きでやさしくブラッシングします。
歯と歯茎の境目あたりに毛先があたるよう、斜めの角度に。
ゴシゴシと強くこすると、歯茎を傷つけてしまいますよ。
歯周ポケットの奥までとどけ~と、イメージしながら。
歯間ブラシやフロスで、歯の隙間も忘れずに掃除しましょう。
歯ブラシが使えないほど歯肉が痛い場合は!
セルフケアでは落としきれない歯垢は、歯石に変わります。歯石になってもばい菌はすみ続けます。硬い歯石はブラッシングでは取ることができません。プロによる歯のクリーニングで、セルフケアでは取り切れない歯垢や歯石、歯周ポケットの奥に隠れ細菌を根こそぎ掃除してもらいましょう。
セルフケアでは落としきれない歯垢は、歯石に変わります。歯石になってもばい菌はすみ続けます。硬い歯石はブラッシングでは取ることができません。プロによる歯のクリーニングで、セルフケアでは取り切れない歯垢や歯石、歯周ポケットの奥に隠れ細菌を根こそぎ掃除してもらいましょう。
おススメケア商品

ルシェロB-10
(ベーシック)

プラークの効果的除去を追及した歯ブラシ。段差植毛と先端集中毛で、歯間や奥歯もしっかりみがけます。

この商品を詳しく見る

ルシェロB−20
(ピセラ)

ルシェロB−10よりもコンパクトヘッド。さらに四列植毛が歯面にフィットし、小さなお口もしっかりみがけます。

この商品を詳しく見る

MIペースト

ミネラル豊富な、牛乳由来の歯のクリーム。口腔内を酸性になりにくい状態を維持します。

この商品を詳しく見る